少し動くとジワリジワリと浸みるように広がる何ともいえない不快感。そして膝や腰等の身体のこわばり。
激痛と言う程の痛みではないけれど、身体を動かすのが億劫になるような痛みは総じて慢性痛と呼ばれています。多くの方が「取れない痛み」として認識しているものです。
この「慢性痛」と聞くと、加齢によって起こる「避ける事ができない痛み」といった印象が強いかと思いますが、現代の慢性痛事情は少し異なっています。
代表的な例が20代にも増える慢性痛となります。これは腰に限らず、肩や膝についてもです。
多くの慢性痛は作られた慢性痛
腰痛治療ナビでは慢性痛が慢性たるゆえんは「この先付き合っていくしかない」と思い込んでしまっている患者さん自身が作り出した幻想である事が多いと考えています。
「あ、これは慢性痛なんだ・・」と思う前に少しでも良いので意識を別のところに向けて見ましょう。
1.この痛みはどういう原理で起こっているんだろうか。
2.痛みを引き起こすような状況になったのは何が原因なのだろうか
3.自分の身体は今どういった状態にあるのか。
これらの事に目を向け、今起こっている「慢性痛」と考えられる痛みの因果関係を見極めるのです。
ひょっとしたら、「慢性痛」になっているのは結果に対して原因を見誤っていた為なのかもしれません。原因を間違えて把握していたら当然治るものだって治る事はありません。正に「慢性痛」が生まれて当然なのです。
「自分は慢性痛だ」と思っている方で、その慢性痛の原因を自分でしっかり説明できない事に気付いた方は、一度徹底的に自分の身体と向き合ってみると良いでしょう。
「生涯の友」と考えていた慢性痛とサヨナラができてしまうかもしれませんよ。
※上記「慢性痛の原因をしっかり説明できない」という内容は「医師による説明以外を知らない」という方も含まれます(むしろその割合が多い)。慢性痛患者の方で多いのが「よくわからないが、専門家がそう言うからそうなんだろう」と「腹落ち」せずに「鵜呑み」にしてしまっているケースです。
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