関節リウマチの初期には、関節の痛みや炎症、軽い貧血、血液の異常などが起こりますが、これらの症状は他の病気でもみられるため、発病したばかりの時期に診断を行うのは難しい病気です。

    診断によく使われるのは、1987年に発表された米国リウマチ学会(ACR)の分類基準です。この分類基準は痛みや腫れなどの症状、血液検査、X線検査の結果から診断を行うものです。診断の間違いや見逃しが少ないことが長所ですが、診断するには1~2カ月間患者さんの様子をみる必要があります。

    米国リウマチ学会(ACR)の分類基準(1987年)の表
    ※1~4の4項目は、6週間以上持続していること
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