超音波治療器の特長は、皮膚から数cmもの深いところまで届くこと。
深い患部には1MHzの周波数を、浅い患部には3MHzの周波数を用い、出力のレベルを変化させたり、振動の間隔を変化させることで、さまざまな施術が可能となっています。
では、どのような効果をもたらすのでしょうか?
たとえば、肩こりの原因は血の巡りが悪くなること。
筋肉が絶えず収縮した状態になり、毛細血管を圧迫して血流が停滞すると、細胞からの老廃物の排出がうまくいかなくなり、疲労物質が筋肉にたまってしまうのです。
超音波治療器は、温熱や振動により血管拡張効果をもたらすため、肩こりの治療に最適というわけです。
また、神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果もあるため、捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があります。
超音波治療器の開発は、安全性の追求と、小型化を目指して行われてきたそうです
今では、持ち歩きも可能なポータブルタイプもあります。
これは、スポーツの現場で負傷後すぐに治療を行ったり、疲労した筋肉をリラックスさせることができるため、スポーツ選手に人気があるそうです。
サッカーのワールドカップやオリンピックの現場でも活躍しているそうです。
1秒間に数百万回ものミクロマッサージを行うことは人間の手では無理なことですよね。
微細な振動を深さ数cmの深部に与えることができるのは「超音波治療器」ならではのこと。
超音波療法は、世界のリハビリテーション分野やスポーツ分野で最も利用されている理学療法だそうです。
この治療法のおかげで、わたしの肩こりもずい分良くなりましたよ。
ご注意!!
■下記のような医療用電子機器をお使いの方は、使用できません。
・ペースメーカーなどの体内植込型医療用電子機器
・人工心肺などの生命維持用医療用電子機器
・心電計などの装着型の医療用電子機器
医療用電子機器の誤動作をまねく恐れがあります。
■肌に異常が見られる場合や、下記の方及び部位には使用しないでください。
・急性疾患・結核疾患・有熱性疾患・血圧異常時・伝染病疾患・悪性腫瘍・月経時の腹部・傷口・整形をされた部位・妊娠中の方・陰部・肛門等粘膜部位・顔面神経痛
・皮膚トラブル(アトピー性皮膚炎/顔面黒皮症/過度の日焼けで、肌が炎症を起こしている/ニキビが化膿し、炎症を起こしている/アレルギー体質で特に肌が敏感/化粧品による皮膚炎を起こしている/カユミやほてりのあるシミ、物理的刺激等による病的なシミ、アザ/ウィルス性イボ/ケロイド体質/静脈瘤)
・健康が特にすぐれない
・過度に飲酒をしたとき
・過労の激しい時
・痛覚、知覚障害を起こしている部位があるとき
・体内に金属・プラスチック・シリコン等を埋め込んでいる箇所がある
・ステロイド系ホルモン剤の、長期使用や肝臓機能障害で、毛細血管拡張を起こしている
※通院中の方は、医師にご相談の上ご使用ください。
※お子様への使用は避けてください。
※途中で肌に異常があらわれたら、直ちに使用をやめてください。
※同じ場所に、必要以上に秒数を長くしたり、誤った使い方をされると肌を傷めることがあります。万一、肌に異常があらわれた時は直ちにその部位を冷やし、専門の医師にご相談下さい。
(但し、通常の使い方でも肌が敏感な方は、使用を中止してください。)