EMS(Electrical Muscle Stimulation)とは、電流を流して筋肉を鍛える運動法です。
1960年代に開発され、現在では、筋肉トレーニングや一般の運動器具などで幅広く活用されています。
EMSによる筋肉収縮運動は、自己の意思による場合と同じようなメカニズムで行われ、パットを貼って、電源を入れることだけで意識的動きを必要とせず、くつろぎながらマイペースで短時間~長時間のトレーニングが可能です。
自発的運動と違い忙しい人もOK!ながら筋力トレーニングができます。
例えば.... ・横になったまま
・テレビをみながら
・掃除をしながら
・仕事をしながら(デスクワーク)
・歩きながら(通勤、散歩など)
など、ちょっとした時間を使って筋トレ運動が出来ます。
ですが、危険な場所や行動中、例えば、包丁や火気の使用中、階段の昇り降り中、運転中、入浴中・・・etcなどでのご使用はおやめください。
「腹筋するぞ!」(自発的運動)脳から命令が伝達
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腹筋を(頑張って)する
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自発的運動は、脳から、筋肉に命令が伝わります。運動しようとする自分の意思があってはじめて、脳から指令が出ます。
逆にいえば、運動しようとする意思がなければ、いつまでたっても運動しないということ。
「EMSするぞ!」(自分の軽い意志)電気が筋肉を刺激
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腹筋が(勝手に)トレーニングさせる
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筋肉は、脳からの指令がなくても、皮膚の上から一定の法則に沿った電気を流すことによって、十分に(もしくはそれ以上に)活動します。
この電気刺激がEMSなのです。
体を 鍛えようと思ったとき、大抵の人はそれなりの硬い決意が必要ですよね。
(例えば、明日からダイエットのためにトレーニングしよう!とか、夏に向けて腹筋をしよう!とか。)
そして、それが実際にはなかなか続かない人が多いように、運動を続けるということは、もっともっと揺るぎない固い意思が必要です。
ところが、EMS運動は、ちょっとだけ電気の力を借りるので、楽な気持ちで運動ができてしまいます。