リンパマッサージは、リンパの流れに沿って行うものですが、体中に網の目のように張り巡らされているリンパをすべて把握するのはなかなか難しいものです。
リンパマッサージで大切なのは、「どこに向かってリンパを流すのか」ということ。
その目印になるのが、リンパ節です。
全身には約800個のリンパ節があると言われていますが、そのうち、特に重要なリンパ節はそれほど多くありません。
ぜひ、重要なリンパ節が何処にあるのかくらいは覚えておいてください。
■主なリンパ節は
鎖骨(鎖骨リンパ節)
脇の下(腋かリンパ節)
アゴの下(顎下リンパ節)
腹部(腹部リンパ節)
脚の付け根(そけいリンパ節)
ひざ裏(膝かリンパ節)
耳の前(耳下腺リンパ節)
肘(肘リンパ節)
リンパ節の場所
リンパ節の多くは体の隠れた部分にあります。
たぶん、大切なところを守るようになっているのでしょう。
これらのリンパ節の位置を常に意識して、このリンパ節までリンパを流し込むのがリンパマッサージです。
もっとも大切なリンパ節「鎖骨」